2006-01-01から1年間の記事一覧
「ライラエル」の最後で、ライラエルの宿命が明らかになったところで終わったので、その続き。 怒涛のライラエルの成長の様子に、びっくり。 腹が決まったサムも、それなりに活躍して、まぁ、不評の犬にがぶりとやられなかったけど、許すよ、という気分。 ラ…
前作「マルドゥック・スクランブル」のボイルドの死の瞬間から始まる、ボイルドの物語。 ボイルドとウフコックの友情と訣別、マルドゥックスクランブル09の成り立ち、などが判る濃い物語。 ボイルドがかっこよすぎる。 フリークスたちが奇天烈に闘う様子は、…
買いました。 これから読みながら買い物に行きます。 往復2時間。かなり読めます。 マルドゥック・ヴェロシティ〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)作者: 冲方丁出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2006/11/08メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 39回この商品を含むブログ…
前の巻から出てきたタンタン(蘇芳)が、ものすごい勢いで株価急上昇の1冊。 鼻につくヒロインの優等生ぶり、を次から次へと修正するのがタンタンの役目です。 いつだって正義を信じ、頑張れば何とかなる、というヒロインの世間知らずぶりを指摘しました。 …
小生意気で利発な少女・珠晶、魔獣を狩るのが本職だが金のために珠晶に護衛として雇われた頑丘、真意を隠して珠晶を助けるおっとりとした青年・利広の3人組が、麒麟が住む蓬山を目指し、荒野が続き魔物が出現する黄海を旅する。 シリーズで唯一、苦難の昇山…
野心家の貴族レディ・アルマや、クモ女と称される魔術師ヴォンダに、バイロンたち青年は翻弄されるが、物語の幕引きは予言を伝える精霊イーノスたちによるものなので、なんとなく陰鬱な読後感でした。 色男の吟遊詩人バイロンの物語と、わがままな王子エイド…
バラードにも名前を残す、伝説の洞母モレタの実録というスタイル。 糸胞との戦いが続く中、モレタはもう一つの敵、伝染病(インフルエンザと思われる)と闘う。 大巖洞の統領であるシ−ガルとは、事実上の夫婦であるが、モレタは彼が気に入らない。 そんなと…
■[SF][ドラゴン][惑星不時着][アン・マキャフリイ]竜の反逆者 物語の最初は「竜の太鼓」の後半と重なるが、主な舞台はテルガーである。 主役の人間がはっきりしていたこれまでと違い、商人の息子ジェイジ、城主の姉で野心家の女セラ、ワンマン城主の妹シャア…
竪琴師の長ロビントンに見出されたメノリは、竪琴師の公舎に連れて行かれる。 これまで望んでも手に入れられなかった楽器演奏や歌などの音楽に、メノリは没頭する。 火蜥蜴を持つメノリへの妬みなどから辛い目にあったりもするが、ロビントンや少年ピイマア…
猫と環境エンジニアリングという職業を愛するハヴィラント・タフを主役とする短編集の後半。 胚種船(バイオテクノロジーを極めた集団の過去の遺産)の遺伝子プールを用いて、タフが創り出す植物、動物がおかしい。 4つの短編が含まれる。 「タフ再臨」:こ…
「サブリエル」の続巻。 「サブリエル」では、アブホーセン(七つのベルを駆使して、冥界に入り、悪霊を追い返す)であるサブリエルと、唯一残された王族であるタッチストーンが、与えられた使命を果たしていく物語だった。 今回は、彼ら2人の子供であるサム…
氷と炎の歌シリーズの作家さんのSF連作集ですが、面白いんですよ。 今のところ、あの面白い氷と炎の歌シリーズよりも好き。 主役のタフのセリフが森博嗣の作品に出てくるような「執事」なんです。 周りくどく嫌味をいうあたりとか。 外見も2.5mの身長にでっ…
11月10日発売予定です。 http://www.hayakawa-online.co.jp/product/issue_schedules/book/list.html より引用 ●『剣嵐の大地1』ジョージ・R・R・マーティン 2,940円 〈氷と炎の歌3〉王都での決戦を終え、王権の安定をみた七王国。 だが国中に離散したス…
魔法の島フィンカイラ (マーリン 1)作者: T・A・バロン,海後礼子出版社/メーカー: 主婦の友社発売日: 2004/12/03メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 14回この商品を含むブログ (19件) を見る これだけファンタジーを読み続けて、今回、マーリンの名前が、…
魔法の島フィンカイラ (マーリン 1)作者: T・A・バロン,海後礼子出版社/メーカー: 主婦の友社発売日: 2004/12/03メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 14回この商品を含むブログ (19件) を見る 先にゲド戦記外伝を読み終えて返却しないと。 そして、フィンカ…
王狼たちの戦旗 (上) (氷と炎の歌 2)作者: ジョージ・R・R・マーティン,岡部宏之出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2004/11/10メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (61件) を見る王狼たちの戦旗 (下) (氷と炎の歌 2)作者: ジョージ・R・R・…
七王国の玉座〈上〉―氷と炎の歌〈1〉 (氷と炎の歌 (1))作者: ジョージ・R.R.マーティン,George R.R. Martin,岡部宏之出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2002/11メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 47回この商品を含むブログ (52件) を見る七王国の玉座〈下…
名誉王トレントの決断―魔法の国ザンス〈17〉 (ハヤカワ文庫FT)作者: ピアズアンソニイ,Piers Anthony,山田順子出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2006/09/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 15回この商品を含むブログ (21件) を見る ネタバレのある内容は…
今日発売なんだけど、本屋には見つからず。 セブンアンドワイからは、在庫切れで断られたし。 ま、いいや。 明日は梅田に出るから、いくらでも本屋があるから、見つかるはずー
「サブリエル」の続刊「ライラエル」の文庫版は、2006年11月発売のようです。 情報ソース:http://books.yahoo.co.jp/book_detail/r0216133 ライラエル―氷の迷宮 (古王国記)作者: ガース・ニクス,原田勝出版社/メーカー: 主婦の友社発売日: 2003/09/28メディ…
amazonの「おすすめ」を利用している。 意外といいラインで勧めてくれるから。 でもなーー。 今は、デイヴィッド エディングスとダイアナ・ウィン・ジョーンズの本だけで、埋まっているのだ。 わかってるよ、面白いのは。 多すぎて買えないだけだ。「七王国…
「名もなき毒」を友達が自発的に貸してくれた。わーーい 名もなき毒作者: 宮部みゆき出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2006/08メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 65回この商品を含むブログ (286件) を見る
アースシーの風 ― ゲド戦記V作者: アーシュラ・K・ル=グウィン,ディビット・ワイヤット,Ursula K. Le Guin,清水真砂子出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2003/03/21メディア: 単行本 クリック: 36回この商品を含むブログ (60件) を見る 読後は、ちょっと、…
ハヤカワオンラインに画像も出ました。 http://www.hayakawa-online.co.jp/product/books/70425.html
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 ハリー・ポッターシリーズ第五巻 上下巻2冊セット(5)作者: J.K.ローリング出版社/メーカー: 静山社発売日: 2004メディア: ハードカバー購入: 7人 クリック: 32回この商品を含むブログ (403件) を見る ハリポタシリーズのど…
図書館に行ってきました。 バーティミアスの1巻は借り出し中だったし、ゲド戦記外伝も貸し出し中だったけど、借りたい本はいっぱい見つかりました。 借りたのは以下の5冊。 アースシーの風 ― ゲド戦記V作者: アーシュラ・K・ル=グウィン,ディビット・ワイヤ…
彩雲国物語 紅梅は夜に香る (角川ビーンズ文庫)作者: 雪乃紗衣,由羅カイリ出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2006/08/30メディア: 文庫 クリック: 5回この商品を含むブログ (77件) を見る ファンタジーといっても、今回は仙術も出てこないし。 自宅謹慎中の…
サブリエル―冥界の扉〈上〉 (古王国記)作者: ガースニクス,原田勝出版社/メーカー: 主婦の友社発売日: 2006/07/12メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (8件) を見る サブリエル―冥界の扉〈下〉 (古王国記)作者: ガースニクス,Garth Nix,原田…
ゲド戦記 (最後の書) (物語コレクション)作者: アーシュラ・K.ル・グウィン,Ursula K. Le Guin,清水真砂子出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1999/12/06メディア: 単行本この商品を含むブログ (7件) を見る 「名なき者」の大巫女だったテナーは、オジオンの…
さいはての島へ ゲド戦記III (物語コレクション)作者: アーシュラ・K.ル・グウィン,Ursula K. Le Guin,清水真砂子出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1999/12/06メディア: 単行本この商品を含むブログ (10件) を見る 突然、魔法使いやまじない師が魔法を忘れ…