2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

魔法がいっぱい

大魔法使いクレストマンシーの外伝。 他の4作を読んでからでないと面白くない。 キャットとトニーノが出てくる「キャットとトニーノと魂泥棒」は、性格が良かったキャットが悶々と悩み、自己嫌悪するのが可愛い。 「妖術使いの運命の車」は、シリーズでは、…

トニーノの歌う魔法

由緒正しい魔法使いの一族が2つ存在するカプローナの町。 そのうちの1つに生まれたトニーノだが、兄のパウロとちがって、魔法の出きは今ひとつ。 でも、兄や姉が大好きで、楽しく暮していた。 ところが、なぜか、カプローナの町の魔法の力は弱まり、トニーノ…

魔女と暮せば

少年キャットは、姉のグウェンドリンが大好き。 親は事故でなくなり、姉は唯一の家族でもある。 グウェンドリンは、わがままで、魔法使いの才能に溢れ、野心家の、強烈な少女。 キャットはおとなしくて、個性がない、控えめな少年だ。 両親の死後、近所の魔…

クリストファーの魔法の旅

作者はファンタジー界の大御所で、大学では、指輪物語の作者トールキンや、ナルニア国物語の作者C.J.ルイスの講義を受けたという、王道の王道である。 そして、ハリー・ポッターが出るよりも、10年も前の作品。 しかし、共通点がたくさん。 親とは関係が薄く…

魔法使いはだれだ

子どもの世界には、問答無用の上下関係や掟がある。 いいものを取ることになっている子と、貧乏くじを引くことになっている子だけは、とりあえず順位がつけられていたりした。 ファンタジーで児童書なんだけど、子どもの現実書かせたら、この作家さんは身も…

本の引き取り手

ブックオフなんかのリサイクル本屋に文庫本を売るのは、本当に哀しい。 どんなに新品でも、1冊10〜20円なのだ。 ダーコーヴァシリーズも全冊揃えているけど、そろそろ手放したい。 どんな方法がいいのかな。あと、サブリエル、ライラエル、アブホーセンの6冊…