アナンシの血脈/ニール・ゲイマン

アナンシの血脈〈上〉

アナンシの血脈〈上〉

アナンシの血脈〈下〉

アナンシの血脈〈下〉

いい加減な父親に振り回された青年が、父の死をしって地元に帰ったところ、亡くなった父と、生き別れの双子の方割れに振り回される。
父が「神」だったという事実(ここでいう神は、日本の八百万的な神で、具体的にはクモの神だった)と、主人公とは違ってクールでスマートで魔法も使う双子の片割れに、振り回されて、くやしーー、と叫びたくなる主人公がかわいそうなんだけど、おかしい。