桃花源奇譚 月色岳陽楼

玉堂にいさん、相変わらずの活躍です。
すっかり若様(戴星)の子守りとなっております。
で、今回活躍は、若様のお母様(狄妃)でしょうか?
強いですねえ、夫より、息子より、悪の親玉である皇后より強いぞ、お母さん。
お父さん(八大王)は尻に敷かれたくて、妻に選んだのかもしれない。
それでも、どうやら、ちゃんと、側室に子供も生ませているようだ。
宦官の雷(ライ)が、ああ、本当に、いやな感じですばらしい。
雷には、無茶苦茶腕っぷしが強くて、冷静で、でも宦官な護衛(名無し、役職は走馬承受)
がついているのだが、何だか、突然、現れて、おいしい役をしている。
さて、若様なのですが、主人公らしく、大胆に行動しています。
もう、器が大きすぎて、果てしないくらい。
周りを振り回し、役に立たない割には、がんばっている漢臣くんを叱り飛ばしている。
自分のことを棚に上げてはいけません。
えーと、若様のことを、私は、小説の登場人物としては、どうかと思ったりするのですが、
これが、玉堂にいさんが主役だと、お話にならないのが、悲しい。