●セブンスタワー 1(ガース・ニクス)

太陽がなく、サンストーンの輝きだが光を与える不思議な世界が舞台。
氷原にそびえたつ7つの塔の中で育った少年タルが、突然、父を失い、世の中から見捨てられ(役人のいじめを思い出すだけで、腹が立つ)、塔の外へと放り出されてしまう。
しかし、塔の外には、タルの全く知らない人々が暮らす世界があったのだ。

1巻ということで不幸な少年タルが、パワフルな少女ミラと出会う、というところまでが書かれている。
しかし、タワーの中の不可思議なルールや、スピリシャドウという謎の生き物(ちょっとライラの冒険のダイモンを思い出したけど)の全貌がつかめない。
どうやら、タルの不幸な冒険は、この世界の謎を解き明かすことも含まれるようだが。
(図書館には3巻までしかない)

セブンスタワー〈1〉光と影

セブンスタワー〈1〉光と影