こちら魔法探偵社!(マジカルランド7)(ハヤカワFT)
- 作者: ロバートアスプリン,水玉蛍之丞,Robert Asprin,矢口悟
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1999/10/15
- メディア: 文庫
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2003/3/29
スキーヴは、周囲の友達を社員にして、探偵社として会社の形態を取り、そこの社長になった。
今回は、探偵社の面々が活躍するエピソードで彼らの一人称で語られている。
バニーはいかにも「探偵のグラマラスで有能な秘書」に納まっている。
頑張ってスキーヴにいいところを見せようとしているところが、いじらしい。
マッシャとヴィクが組んで行った仕事はすごい。二人とも有能だよ。
でも、今回、スキーヴの調子がおかしい。
途中で、チャムリィが心配しているけど、本当におかしい。
だんだんおかしくなってくる!
ということで、今回は、起承転結の転。
次の巻に新たな展開を持ち込むため、今回の話は1冊としては、物足りないのだ。
ザンスでいえば、ハンフリー一家の失踪といったところか。
ところで、スキーヴの無邪気なペットドラゴンのギャオンが意外な一面を見せてくれるのが、驚き。